カナダのバンクーバーで、カフェや店舗での盗難事件が急増している。

混み合ったカフェに入ってきた、マスクとニット帽を身に着けた男。

席を探しているのか、奥の方まで歩いて行った。

すると、客のハンドバッグを持ち去った。

男は、そのまま出口の方へ…。何事も無かったかのように、店を出て行った。

さらに別の日、同じ街の韓国料理店にも同じ男の姿があった。

やはり席を探すように、辺りを見回した。

その後またハンドバッグを盗み、立ち去った。

場所は、カナダ西部の街・バンクーバー。2023年になってから、ハンドバッグが盗まれる事件が急激に増えている。
窃盗の手口は様々
中にはこんな手口もあった。

自分の上着を椅子にかけるフリをしながら、隣のテーブルの椅子にかかったバッグを奪った。

さらには、自分のバッグを下に置き、それを手に取るフリをしながら、盗みを働く手口も。

警察は、同じ人物の犯行とみて捜査している。

バッグを体から離さない、椅子にかけない、貴重品はポケットに入れるなど、警戒を呼びかけている。
(「イット!」 3月24日放送より)