2018年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市など高梁川水系の流域で、20年から30年後の水害リスクマップが2022年度末までに公表される見通しとなりました。

岡山河川事務所が作成する水害リスクマップは場所ごとの浸水頻度を示すものです。高梁川水系の水害リスクマップは、現況のものと、2023年度末までに完成予定の小田川付け替え工事完了後のものはすでに公開されています。

3月20日、国や県、流域自治体の市長や町長などが委員を務める協議会で、河川整備などを経た20年から30年後の水害リスクマップが審議され、了承されました。

(国土交通省中国地方整備局 岡山河川事務所 大作和弘所長)
「水害リスクマップを公表することによってまちづくり、住まい方などの参考になる資料と考えているので、活用いただければ」

水害リスクマップは河川整備の効果の見える化も目的の1つで、岡山河川事務所のホームページで旭川、吉井川水系のものと合わせて2022年度末までに公開される予定です。

岡山放送
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