北朝鮮が19日午前、弾道ミサイルを日本海に発射した。
日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられ、変則軌道で飛んだ可能性があるという。
防衛省によると、北朝鮮は、午前11時5分ごろ、弾道ミサイル1発を東方向に発射した。
ミサイルの最高高度はおよそ50kmで、およそ800km飛んで、日本のEEZの外側の日本海に落下したとみられる。
防衛省は、変則軌道で飛んだ可能性があるとして、分析を進めている。
政府は、北朝鮮に厳重に抗議し、強く非難した。
一方、韓国軍は19日、3月23日まで続く米韓合同軍事演習の一環として、アメリカ軍の大型爆撃機「B-1B」を動員した訓練を実施し、映像を公開した。
韓国軍は、訓練で「戦時の強力な戦略的打撃能力を強化した」としている。
北朝鮮はこれまで、米韓の演習を口実にミサイル発射を繰り返していて、今後さらなる武力挑発に踏み切る可能性もある。