ノーベル文学賞受賞者で、作家の大江健三郎さんが亡くなった。

講談社によると、大江健三郎さんは3月3日未明、老衰のため亡くなったという。
88歳だった。

大江さんは、東京大学在学中に作家デビューし、「飼育」で芥川賞を受賞。

「万延元年のフットボール」や「洪水はわが魂に及び」などを発表し、1994年には川端康成に次ぎ、日本人2人目となるノーベル文学賞を受賞した。

また、「ヒロシマ・ノート」などのルポルタージュも発表し、東日本大震災後には、「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人となった。