デザイン性を重視しながら、自慢の機能性も確保している、ワークマンの新しい提案とは。
都会をイメージしたモードなファッションに、落ち着いた印象を与える大人コーデ。
23日、作業服大手のワークマンは、デザイン性を重視した商品を扱う新業態「ワークマンカラーズ」を立ち上げると発表した。
この新業態では、休日や旅行、アウトドアといった、さまざまなシーンに合うファッションを提案している。
コンセプトは、「ファッションを全面に、機能はステルスへ」。
例えば、白を基調としたマウンテンパーカーも、防水加工がしっかりと施されている。
このように高機能かつ低価格を維持しつつ、ファッション性を追求することで、他社と差別化を図りながら、一般アパレル市場に本格参入する。
ワークマン・土屋哲雄専務取締役「『ワークマン女子』では機能に寄りすぎていて、もうちょっと一般に着られるものがないかという声がたくさんあった。機能は維持しつつ、デザイン性やファッション性を売った方がマーケットが広いんじゃないかと」
ワークマンで作業服を扱っていない店舗は、全国で37店にのぼり、売り上げも100億円を達成。
この流れにワークマンカラーズを加えることで、2023年度には作業服を扱っていない店舗の売り上げを150億円にまで伸ばしたい考え。
ワークマン・土屋哲雄専務取締役「『ワークマンカラーズ』は人口の多いところに出店していく。いままではどちらかというと機能と価格を打ち出したが、その枠に入り込まないお客さんもいるので、その辺をちょっと拡張した形。『ワークマン女子』は、10年で400店舗くらい出したいと思っているが、そのうち2~3割は『ワークマンカラーズ』になるのかなと」