北朝鮮の朝鮮中央テレビは、19日午後5時過ぎ、ミサイル発射の映像とともに、平壌近郊の国際空港でICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星15」型の発射訓練を行ったと報じた。
訓練は、事前の計画なしに金正恩総書記が18日午前8時に命令し、新設された「ミサイル総局」が指導したとしている。
また、金総書記の妹・与正氏は談話を発表し「極めて強力な圧倒的対応を実施するであろう」として米韓合同軍事演習の実施を計画しているアメリカと韓国を牽制した。
こうした中、アメリカと韓国が空軍の合同軍事訓練を19日に行ったことが明らかになった。
今後、さらに北朝鮮の挑発行為がエスカレートすることも懸念される。