来月18日のリニューアルオープンに向けて準備が進む広島市現代美術館で、障がいがある人などサポートを必要とする人たちへの対応を学ぶ研修会が開かれました。

この研修会は、様々な来館者に対するおもてなしの心や技術を身につけようと広島市現代美術館が開催したものです。

15日は受け付け業務や作品のガイドを務めるスタッフおよそ50人が参加しました。

《講師の指導》
「声をかけるときには必ず目線をおとす、上からやったらダメ、必ず椅子に座るかしゃがみこんで『何かお手伝いすることありませんか』と目を合わせることも大切」

尾道市にある介護施設の職員を講師に招き、参加者たちは車いすの操作を体験したほか、アイマスクや杖を実際に身に着けて歩き目に障がい者がある人への対応を学びました。

【アイマスクをしたスタッフは】
「すごく怖い」

15日の研修会では相手の立場を思うことの大切さを再確認することが一番の収穫となったようです。

【参加したスタッフは】
「ハンディキャップのある方の気持ちに少しは寄り添えることが今後できるかなと思いました」
【参加したスタッフは】
「ケガがないようにっていうこと以上に、どうしたら楽しめるかという心配りを想像しながら行動しなきゃいけないなと思いました」

広島市現代美術館は来月18日にリニューアルオープンを迎えます。

記事 716 テレビ新広島

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