立憲民主党の泉代表は、10日の会見で、日本維新の会の馬場代表について、与党が走りやすい「良馬場」ではなく、「重馬場(おもばば)であってほしい」と注文を付けた。
馬場代表は、8日の党の会合で、立憲が衆院の憲法審査会の幹事懇談会を欠席したことについて、「サボり癖が出てきた」と批判した。
泉代表は会見で維新について問われ、「自民党は一筋縄でいかない。維新は、自民党の誘いにすぐ乗ってしまう感じがする」と指摘した。
さらに、「重みが、慎重さが大事だ。すぐ与党の誘いに乗るのでは、野党として戦えない」と述べた。
そして泉代表は、競馬を例に出して、「良馬場(乾いて馬が走りやすい馬場)では与党が走りやすいだけだ」とした上で、「馬場氏には重馬場(雨などで水分を含み馬が走りにくい馬場)であってもらいたい」と述べた。