
愛知県名古屋市、大須商店街の中に、ズラリと並んだ「自動車」。
2月5日深夜に撮影された映像には、あまりにも身勝手な迷惑行為の一部始終が映っていました。

アーケードをふさぐように車が並んで停車…ほかの車は通れずUターン
5日午前0時30分ごろ、商店街のアーケードをふさぐように7台ほどの車が斜めに停車しました。よく見ると、車の前で数人がスマートフォンで、並べられた車を撮影しているように見えます。


本来このアーケードは、午後10時までは歩行者専用で、午後10時以降は車が通行できるのですが、複数台の車を斜めに停車させ撮影会を行っているため、他の車が通行することができません。

目撃者によると、警察が来るまで約30分ほど「自動車の撮影会」は、続いていたといいます。

実は大須商店街は、ネオンのライトなどで装飾されていて写真がきれいに撮れると、地元では有名な“映え”スポット。
撮影を目撃した人物は、この迷惑行為に苦言を呈します。
目撃者:
時間が遅いだけあって、ちょっと人は少ないですけど、その少ない人がほぼみんな引き返しちゃう。Uターンしているのは、相当だなと。
映像には、自動車の前に立ちすくみ、通りにくそうに歩く人の姿もありました。

目撃者:
やっぱ一般の方からすると、もう大きく、くくって「車好きは」みたいなふうに言われちゃうんで。ほかの(車の)オーナーがかわいそう、まともにルールを守っている人とかもいるんで。
大須商店街連盟の堀田聖司会長は「めざまし8」の取材に対し、「個人個人で迷惑のかからない、事故にならないものでしたら、別に結構なんですけど。4、5台ダーっと縦列して、通行ができないとか、そういうのは正直困る」と話しています。
(めざまし8「NewsTag」より2月8日放送)