迷惑投稿が相次ぐ中、新たな動画がSNSで拡散し問題となっている。
若い男性が屋上から線路に棒を投下
新たにSNSで拡散された迷惑行為、動画では若い男性が線路に向かって長い棒を投げ込んでいた。

ビルの屋上から投げた棒は、線路を飛び越え、駐車場のそばの草むらに落下。

投げていたのは、“コーンバー”と呼ばれる工事現場などで使用するコーン標識をつなげるプラスチック製の棒。

胸をそらして投げるフォーム。やり投げ経験者なのだろうか。細長いコーンバーを器用に投げている。

投稿された動画には、「#やり投げ選手権」や「おみごと」という言葉が添えられていた。

問題の動画が撮影されたとみられるのが、愛媛県大洲市の駅周辺。

撮影された動画では、建物の屋上からコーンバーが投げられ、線路のすぐそばに落ちたものと思われる。

男性は、商業施設の立体駐車場にあったとみられるコーンバーを屋上から投下。

線路を越えると約30メートルの飛距離が出た。
バズりたい?注目のされ方が違う
大事故につながりかねない危険な行為に、街の人は驚いていた。
「危ないですね…」
「やばい、普通に考えたら有り得ない」
「えー、そんなことする子がいるの?考えが分からない今の若い人の…」
「みんな(SNSに)ノリであげる。何も考えず後のことを。みんなに注目されたいみたいな、だけど注目のされ方が違う」
「バズりたいとかあるのでは」

JR四国は、警察への被害届提出を検討中。

列車の運行への直接的な影響はなかったとした上で、「線路に物を投げ入れる行為は大変危険なのでやめてほしい。列車の安全運行に支障があった場合は、刑事上民事上の責任が生じることもある」と注意を呼びかけている。
(「イット!」2月7日放送より)