昨年7月の初当選以来、一度も登院していないNHK党のガーシー参院議員を念頭に、立憲民主党と日本維新の会は、3日、正当な理由なく国会に登院しない議員の歳費の歳費の在り方などを早急に検討し立法化を目指すことで合意した。
立憲の安住国対委員長、長妻政調会長と、維新の遠藤敬国対委員長、音喜多政調会長が国会内で会談し合意した。今後、両党が、国会改革の一環として共同で検討を進め、法案提出を目指す。
安住氏は会談後、「正当な理由がなく登院をしない場合、歳費をその間はストップすることは、国民の今求めていることではないか」と述べた。
中東・ドバイに滞在しているガーシー議員は、1月23日に開会した通常国会も欠席を続け、尾辻参院議長が出席を求める書面、招状を74年ぶりに出した。
その一方で、国会議員の給料にあたる毎月129万4千円の歳費は支給されている。