女性として初めて就任したアメリカのトレーシー駐ロシア大使が、モスクワでロシア外務省のリャプコフ外務次官と面会しました。

ロシア外務省などによりますと、リャプコフ次官はトレーシー大使に信任状の写しを手渡し「ロシアの法律と規範を守り、内政に干渉しないという原則を堅持することを期待する」と伝えたということです。

一方、ロシア外務省前には数十人の市民が集まり「アメリカは市民の殺害を支援している」、「戦争はアメリカの商売だ」などと書かれたプラカードを掲げ、アメリカのウクライナへの武器提供などに抗議していました。

ロシアにあるアメリカ大使館は「トレーシー大使は、前例のない緊張状態にある米ロ間の対話を維持する」としています。

国際取材部



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