マスクが大きくなっちゃった!

新型コロナウイルスの影響により、外出の際はマスクの着用が欠かせなくなってしまった。マスクの需要が引き続き高まっている中、マスクを自分で作るという人も多いのではないだろうか。

編集部では、過去に8歳の少年が弟にマスクを作った話題を紹介したが、今度はおばあちゃんが孫のために作ったマスクが注目を集めている。

(関連記事:8歳少年が弟のために作った「手作りマスク」…“はじめてのお裁縫”の完成度も兄弟愛もステキ
 

おばあちゃんからマスクが届いたので早速付けてみました 感想は前が見えません

このコメントともに画像を投稿したのは、三浦萌夏(@moeka_zaurusu)さん。72歳のおばあちゃんがマスクを作ってくれたそうなのだが、驚くのはそのサイズ。顔全体を覆うほどの大きさなのだ。

マスクと一緒におばあちゃんからの手紙も公開されていて、
「マスク作ってみました。あまり上手には出来ませんでしたが、良かったらつかって下さい。ゴムひもは自分で調節して下さい。使ってみたら感そうをおしえて下さい。」

三浦さんは「感想は前が見えません」とTwitterに投稿している。

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この大きなプレゼントに対し、Twitterには「おばあちゃんの愛の大きさですね」や「私は先日母からもらた手作りマスクが同じ状態でした!(笑)」などのコメントが寄せられ、1万近くのいいねが付いている。(6月3日現在)

おばあちゃんの愛を感じるマスクだが、もらった時はどのように思ったのだろうか?感想について、三浦さんにお話を伺った。

嬉しかった。心が温かくなった

ーーマスクの感想やおばあちゃんへのメッセージは?

星柄のかわいいマスクで嬉しかったです。 自分のことを心配するあまり、大きすぎるマスクになってしまったのかなと考えるとすごく心が温かくなりました。


ーーマスクを4分の1くらいに折りたためば使うことはできそう?

折りたたんで、今度はぶ厚すぎるマスクにならないように気をつけます! どうにかこうにかして使えるようにしたいです!


ーーマスクは大事に使っていきたい?

おばあちゃんの愛がすごく形に出たマスクなので、生きていますが勝手に形見として宝物にしていきたいです。


自分のことを心配するあまり、大きなマスクになったと考えると心が温かくなったという三浦さん。おばあちゃんの愛情が込められたマスクを宝物にするということだ。

このマスクの大きさは、たしかに孫への愛情の大きさを感じさせてくれる。実際のところ、なぜこんなに大きくなったのだろうか? マスクを作った三浦さんのおばあちゃんにもお話を伺った。

コロナから絶対に孫を守りたい

ーーなぜマスクを作ろうと思った?

孫が学童保育で働きながら、ライブ活動も行っていたため、コロナから絶対に孫を守りたいという思いでマスクを作りました。


ーーなぜマスクが大きくなってしまったと考えられる?

私自身、こんなに大きいとはそもそも全く思わなかったので、なぜ大きくなったのかわかりません(笑)。単純に目測を誤りました。あと一つ思ったことは、生地がもったいなかったなあということです。


ーーお孫さんにはどのように使ってほしい?

目をなんとか頑張って出して使ってほしいです。


コロナから孫を絶対に守りたいという思いから作られたマスク。マスクが大きくなってしまった理由は目測を誤ったということだが、お話から伺えるのは、やはり孫への愛情の大きさのあらわれだろう。

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プライムオンライン編集部
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