総務省は1月27日、全国に先駆けて東京23区の家庭で消費されるモノやサービスの値動きを示す消費者物価指数を発表した。
天候による変動が大きい生鮮食品を除いた1月の消費者物価指数は、1年前を4.3%上回った。
4%台は12月に続き2カ月連続で、1981年5月以来、41年8カ月ぶりの高い水準となっている。
食用油が36.3%、焼き魚が29.0%ハンバーガーが18.3%、ポテトチップスが16.5%など食品の上昇が目立つ。
また、エネルギー関連では電気代が24.6%、都市ガス代が39.7%と大きく上昇している。
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