株式会社クレモアインターナショナル(本社:東京都渋谷区)は、国際的なリサイクル認証基準であるGRS認証のエシカルレザーを使用した、新バッグブランド「Lyrss(リルス)」を2022年秋冬シーズンよりスタートした。「揺れ動く今」を生きる女性たちに、しっかりと。真っ直ぐに。その気持ちに向き合い、支え、包み込むような新しいファッションの価値観を提案することをコンセプトに、素材には新しい価値観に合わせた選択肢として、社会的・環境的に配慮された「エシカルレザー」を使用している。国際的なリサイクル認証基準であるGRS認証を取得しているだけでなく、耐久性や撥水性にも富んだ、美しいプロダクトを提供する。
「揺れ動く今」を生きる女性たちに、しっかりと。真っ直ぐに。その気持ちに向き合い、支え、包み込むような新しいファッションの価値観を提案する。
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「Lyrss(リルス)」公式オンラインストア:https://lyrss.jp/
開発の背景ーー日本のファッションにも、新しい価値観と選択肢を。
デフレから脱却できず、SDGsの観念や適正価格を守り続けるのが難しい日本のアパレル市場だと、代表の吉田は考えている。新しいものを作り続け、本質的なサステナビリティを謳うことが難しい。
そんなアパレルの構造的課題とコロナ禍の中で自問自答しながらも、自分たちができる最善のことをしたい、未来に繋がるものづくりをしたい──吉田の提案を受けてくれたのは、遠いイタリアのトップメゾンブランド制作チームだった。
イタリアなどEU諸国では、アパレルブランドがサスティナビリティを追求するのはもはや当然のこととして語られる。吉田は、自分達もユーザーの選択肢が広がることを願い、日本のファッションへ新しい価値観を発信してゆきたいと考えた。
新しい価値観に合わせた選択肢としての、マテリアル。
Lyrssでは、世界基準であるGRS認証を取得したエシカルな新しいレザーを使⽤している。一般的な本⽪製品では、表⾯の25%を使⽤し、裏⾯の75%は廃棄処分される。その裏⾯を利⽤して、リサイクルペットボトルで作られた特殊な樹脂で加工し、本皮よりも高い撥水性と強度を実現した。
従来の再⽣レザー、スプリットレザーとは違い、イタリア・モデナエリアで流通する独⾃のクオリティの価値観のもと、本⽪の持つしなやかさ、軽さ、素材の発⾊、そして⽪の⾹りまでこだわり抜いて、本⽪と並ぶ価値を持ったエシカルで美しい素材だ。
ETHICAL LEATHER(エシカルレザー)
Lyrssでは、国際的なリサイクル認証基準であるGRS認証を取得した 「エシカルレザー」を使用している。社会的・環境的に配慮された、エシカルで美しく機能的な素材だ。
廃棄予定のレザーをリサイクル
「エシカルレザー」は、本皮が作られる過程で生まれる、廃棄予定の素材を使用。表面はリサイクルペットボトルで作られた特殊な樹脂で加工し、本皮よりも高い撥水性と強度を実現している。
生産段階の社会的・環境的配慮
従来の伝統的な製作工程に比べ、消費エネルギーを大幅に削減。生産過程で利用する水の95%を再利用し、廃棄物はエネルギーに変換している。 また、生産時の配慮は環境面に留まらず、社会や労働環境への倫理的配慮、化学物質管理が適切に行われていることを保証する、GRS認証※を取得した。
※GRS(Global Recycled Standard)認証
最終製品に含まれる原材料のうち、リサイクル成分が50%以上であることが基準とされている。エネルギー使用や環境的な配慮、化学物質管理が適切に実施されていることを保証するもの。審査は生産時の労働環境も対象になっており、環境的にも社会的にも配慮された材料であることを証明する、国際的な認証基準。
美しさと耐久性の両立
しなやかさ、発色、香り、いずれも本皮に並ぶ品質でありながら、「軽さ」「耐久性」においては本皮を上回る、機能面においても優秀な素材だ。 防炎、変色、引っ掻きなどのあらゆる世界基準の検査をクリアしており、イタリアのスーパーカーにもサスティナブルな素材として使⽤されている。
ATELIER(アトリエ)ーー北イタリア・モデナ 老舗アトリエとの協業によるメゾンクオリティ
ハイクオリティなバッグを作ることで知られる北イタリア・モデナは、フェラーリの生産地でもあり、歴史的にアルチザン的なモノづくりの土壌を育み続けてきた。そのモデナで1972年に創業、常に最高品質のレザーのみを扱い、メゾンブランドだけが仕入れることのできる特別なレザーの入手ルートを持つレディスバッグアトリエがLyrssのパートナーだ。
Lyrssのバッグは、このアトリエを通じて入手した、市場でも新しいエシカルレザーを使用。数々の有名メゾンブランドのバッグを手がけるモデリスタと共に、コロナ禍の困難の中、通常の3倍の歳月をかけて作成。全て手作業で作られている。昨今、イタリアのバッグ産業も、生産者の高齢化、コロナ禍でのオーダー減、営業停止措置が何度となく繰り返され、廃業に追い込まれるファクトリーが後を絶たない。
今こそ、ワールドワイドに手を取り合いたい──Lyrssのものづくりへの思いに賛同してくださった現地モデリスタとの取り組みは、未来への愛情がこもった共同作業だといえる。
オブジェのような佇まい、静かに、穏やかに寄り添うDESIGN(デザイン)
地球環境問題と最大限に向き合いつつ、今を感じるファッションとアート的感性の心地よいバランスを持ったデザイン。「自立した大人の女性へ」─しっかりと自分自身の美意識、信念のある強く繊細な現代女性がブランドのMUSEだ。
「Lyrss(リルス)」について
「揺れ動く今」を生きる女性たちに、しっかりと。真っ直ぐに。
その気持ちに向き合い、支え、包み込むような新しいファッションの価値観を提案することをコンセプトに、
2022年秋冬シーズンより立ち上げられた新バッグブランド。
素材には新しい価値観に合わせた選択肢として、社会的・環境的に配慮された「エシカルレザー」を使用。
国際的なリサイクル認証基準であるGRS認証を取得しているだけでなく、耐久性や撥水性にも富んだ、
美しいプロダクトを提供します。
<使用素材について>
https://lyrss.jp/pages/aboutleather
<デザイナープロフィール>
https://lyrss.jp/pages/aboutus
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