海藻のおいしい有効活用に迫った。

伊勢丹新宿店で行われているイベントで、スタートアップ企業「シーベジタブル」が初めて提供した「海のワイン」。

海藻を発酵させてつくったノンアルコール飲料で、原料は海藻と水と砂糖のみ。

「海藻が主体の誰もが驚くような、おいしい飲み物をつくりたい」。

そんな思いからこの海のワインが誕生した。

シーベジタブル 料理開発担当/シェフ・石坂秀威さん「今回の海のワインの発酵の仕方だと、ある味わいが深くなっているのではなくて、もっと明るい爽やかな味に変化して、場合によっては青りんごのような香りや味になった」

日本には食べられる海藻がおよそ1,500種類も生息しているが、温暖化の影響もあり藻場が激減。

特にこの3、4年は海藻がなくなるだけでなく、魚まで減っているという。

そうした背景から「シーベジタブル」は日本全国の海で海藻の養殖を行い、海の生態系も豊かにしながら新たな海藻の食文化をつくる取り組みを行っている。

シーベジタブル・寺松千尋さん「日本だけでも(海藻は)1,500種類あると言われているが、普段食べているのは10種類にも満たないぐらいだと思う。1,490種類ぐらいの(海藻の)いろんな食べ方などを開発している」

また、今回のイベントでは3品のデザートも提供。

全てのメニューに海藻が使われており、新たな海藻の食べ方を来場客に提供している。

シーベジタブル・寺松千尋さん「海藻ってすごくおいしいんだなとか面白いなということを、皆さんに知っていただいて、もっと海藻を作れる場所も生産者も増えて、海も豊かにしていけるというモデルを回していけたらなと」