地球にも子どもたちにもやさしい取り組みが始まった。
こんがりきつね色に揚がっているのは、ローソンの定番商品「からあげクン」だが、調理してから6時間以上がたち、ローソンが独自に定めている販売期限が過ぎてしまうと店頭から撤去されることに。
そこでローソンは、こうしたまだ食べられる揚げ物商品のロスを減らす実証実験を始めた。
鮮度を保ったまま保存が可能な急速冷凍機で凍結し、子ども食堂などに寄贈。
食品ロスの削減と子育て支援の両方を実現する取り組みで、子どもの食育にもつなげたいとしている。
子どもゆめ食堂だんらん・宮木丸美代表「食の大切さ、それから多くの人の手がかかっているということ。そういうことを子どもたちには体験してほしい」
ローソン SDGs推進室アシスタントマネジャー・山口友紀恵さん「急速冷凍機はコストであったり、導入・設置するにはお店のハード面も課題になってくるので、これをほかのお店で展開するにはどう解消していけばいいのか検証していきたい」
実証実験は2月まで行い、今後、実施する店舗数や対象商品の拡大を検討するとしている。