ロシアの侵攻を受けるウクライナへの軍事支援をめぐり、ヨーロッパの11カ国が主力戦車含む「前例のない支援」を表明しました。
イギリス、ポーランド、バルト3国など11カ国の国防相らは、エストニアで 19 日に開いた会合で、ウクライナに対する「前例のない支援」を提供すると約束し共同声明を発表しました。
声明では、各国による主力戦車や重火器、防空システムの供与計画が盛り込まれていてます。
ポーランドが供与の意思を表明している主力戦車「レオパルト2」については、製造国であるドイツの承認が必要となっていて、ウクライナへの軍事支援を協議する20 日の国際会議を前に、ドイツに決断を促したかたちです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は各国に対し、「強力な決断を期待する」とした上で、「ドイツのリーダーシップを信じる」と訴えました。