ウクライナの首都・キーウ近郊で、ヘリコプターが幼稚園の近くに墜落し、乗っていた内相を含む、少なくとも14人が死亡した。

首都キーウから、フジテレビ・田中雄気記者が中継でお伝えする。

まず、今回の墜落についてだが、ヘリコプターは濃い霧の中、低い高度で飛行していたという目撃情報もあり、ウクライナ当局は調査チームを設けて、墜落の原因を調べている。

また、ゼレンスキー大統領は声明を発表し、「暗い朝に命を奪われたすべての人々が安らかな眠りにつくことを祈る」と犠牲者を追悼した。

14日に東部ドニプロでロシアのミサイルが集合住宅に直撃し、子どもを含む45人が死亡し、国中が怒りと悲しみに包まれている最中の今回の墜落に、キーウ市民もショックを隠せない様子だった。

戦争が長期化していることについてキーウで聞いたところ、疲れやいら立ちを口にする人が何人かいた。
以前取材したときにはなかったことだ。

10月以降の度重なる攻撃で、長期にわたる停電など、戦争の影響を再び直接受けるようになったことで、市民の心にも少しずつ変化が起きているとみられる。

ロシアによる侵攻開始からまもなく1年を迎えるウクライナだが、戦闘が行われている前線だけでなく、国民たちもまさに正念場を迎えている。