WHO=世界保健機関は11日新型コロナウイルスのオミクロン株の1つ「XBB.1.5」について、「感染力が強い傾向にある」との初期調査の結果を公表しました。

「XBB.1.5」は去年10月下旬からの2カ月半あまりで日本を含む38カ国で確認されていて、特にアメリカで急速に広がり、支配株となっています。

WHOの初期調査結果によりますとアメリカで比較的、感染力が強い傾向が見られたほか、過去の感染やワクチン接種で得た免疫から逃れる性質もこれまでの変異株の中で、最も強い部類に入るとみられるということです。

ワクチン接種によって重症化や死亡率を下げる効果については、現時点では十分なデータはないということです。

WHOは、「感染力の強さの推定はアメリカ1か国のみのデータに基づいているため、全体的な信頼度は低い」としていて、今後もデータ収集を行うとしています。