1月10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発した。

アメリカのFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は講演で、利上げ継続に理解を求めたが、金融引き締めに積極的なタカ派勢力を強めるような発言をしなかったため、利上げ長期化への懸念が後退し、買いが優勢となった。

一方で12日に消費者物価指数の発表を控え様子見ムードも強く、重しになった。

結局、ダウ平均の終値は前日比186ドル45セント高の3万3704ドル10セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、106.98ポイント高の1万742.63だった。