岸田首相は6日、「異次元の少子化対策」の実現に向け、小倉少子化相のもとに、関係府省による新たな会議を設置するよう指示した。
岸田首相は6日、小倉少子化相に対し、「異次元の少子化対策」の実現に向け、関係する府省庁や学識経験者、子育てを行っている人などによる新たな検討会を設置し、3月末を目途にたたき台をまとめるよう指示した。
小倉少子化相が首相官邸で記者団に明らかにした。
会議では、児童手当を中心とした経済的支援や、幼児教育や保育サービスの充実、育児休業制度の強化などが検討される。
小倉少子化相は「大胆な少子化対策を取りまとめるべく、スピード感を持ちながら、多くの人の意見を丁寧に聞いて、納得と共感を頂けるたたき台を取りまとめたい。近日中にも私のもとで会議を開催したい」と述べた。
岸田首相は、6月の「骨太方針」のとりまとめまでに、こども予算倍増に向けた大枠を示すとしており、会議での議論を反映したい考えだ。