5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、339ドル、反落した。
朝方に発表されたアメリカ週間失業保険申請件数が、約3カ月ぶりの低水準で、市場予想を下回ったことを受けて、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化し、景気が後退するとの見方が広がり、売り注文が膨らんだ。
結局、ダウ平均は反落し、前日比339ドル69セント安の3万2930ドル08セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、前日比153・52ポイント安の1万0305・24だった。