国民民主党の玉木代表は1月4日、三重・伊勢市で年頭の記者会見に臨み、「賃上げが最大のテーマ」として「政策実現のため、与野党を越えて連携、協力していく」と述べた。
玉木氏は伊勢神宮を参拝した後、記者会見を行い、「日本のためになるような政策の実現のためには、与野党を越えて連携、協力していく」と強調した。
そして「賃上げが最大のテーマ」として「政府与党を巻き込んで前に進めたい」と述べ、積極的に政策提言を行う姿勢を示した。
一方、卯年を迎えたことに関連して、党のマスコットキャラクターが「こくみんうさぎ」であることに触れ「まさに飛躍の年にしたい。存在感を高める年にしたい」と抱負を述べた。
今後の政局をめぐっては、衆院の解散・総選挙の可能性も視野に、「空白区を中心に擁立できるところは積極的に擁立していくことが基本方針」と述べ、野党統一候補の調整より党勢拡大を図りたい考えをにじませた。