立憲民主党・辻元清美参議院議員の事務所に侵入した罪などに問われた、30歳の男の裁判。大阪地裁は8日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

判決を受けて辻元議員は、「暴力には屈しない」との考えを示した。

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立憲民主党・辻元清美 参院議員:
暴力に屈して言論を萎縮させるとか、政治活動を控えるとかいうことは、一切あってはならないと思いますので。

2022年3月、大阪府高槻市にある辻元参議院議員の事務所に侵入した罪などに問われているのは、太刀川誠(たちかわ・まこと)被告(30)。

侵入時の様子を捉えた防犯カメラ映像には、全身を防護服のような服で覆い、目には黒いゴーグルのようなものをかけた姿が映っていた。

太刀川被告は翌4月にも、大阪府茨木市の「コリア国際学園」に侵入し、段ボールに火を付けて床を破損した罪などに問われている。

これまでの裁判で太刀川被告は、起訴内容を認めて謝罪。

太刀川誠 被告(30)
太刀川誠 被告(30)

動機については、立憲民主党などが「日本を陥れると思い、嫌がらせをしようと思った」「情報は、ツイッターやYouTubeで集めた」などと話していた。
検察側は「ゆがんだ憎悪心から犯行に及んだ」などとして、懲役3年を求めていた。

8日の判決で大阪地裁は、「他者と自らが異なる意見を持つことは当然で、嫌がらせや暴力は許されない」などと指摘。一方で「犯行を認めていて、反省の言葉を述べている」などとして、懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡した。

判決後、取材に応じた辻元議員は…。

立憲民主党・辻元清美 参院議員:
言論に対する暴力や、民族差別による暴力は、絶対に許したらあかんと思う。
ひるみません。だってひるんだら効果があると思われるわけだから、あきませんよね。

辻元議員は、「萎縮せず、今まで以上にパワーアップして政治活動を行いたい」と話している。

(「イット!」2022年12月8日放送分より)