2021年12月に全線開通した三陸沿岸道路を活用して、震災伝承施設などをめぐる新たなツアールートの開発に向けて、観光関係者などが話し合う会合が、12月2日に岩手県盛岡市で開かれ、テーマ性を重視して検討する方針が確認されました。

この検討会は震災伝承施設のネットワーク化などに取り組む「3.11伝承ロード推進機構」が設立したもので、青森、岩手、宮城の観光関係者などが出席しました。

この会では、三陸沿岸道路を活用した伝承施設や観光資源の周遊の在り方を議論していて、2023年10月をめどに新たなモデルルートを開発することを目指しています。

2日の会合では、例えば訪問者が自ら学びを深める「探求学習」のためにはどんな施設が向いているのかをピックアップして示すといったように、テーマ性を重視してルート設定を検討する方針が確認されました。

三陸道エリア活性化検討会 奥村誠座長(東北大学 教授)
「ここではどういうことを考えてもらえる、学べるということを伝えるという意味で、テーマを整理した状態で示すことできれば来てもらいやすくなるのかなと」

検討会ではルートの開発を前に2023年夏ごろモニターによるツアーを行う予定です。