5月23日

 福島県いわき市の山間部に群生する、絶滅危惧種のクマガイソウ。新型コロナの影響で、群生地の管理や運営が危ぶまれていたが、思わぬ支援の輪が広がっている。

 いわき市田人町のクマガイソウの群生地には、約5万株のクマガイソウが凛とした美しい花を咲かせている。

 毎年5、6千人の観光客が訪れるが、今年は新型コロナの影響で一般公開は見送られた。

 綱木クマガイ草を守る会・平子清子さん:「ここまで咲かせてよかったなあ、ホッとした時にコロナが来てしまったので、今年は辞めましょうかという事になった」

 クマガイソウを管理する平子清子さん。群生地の維持管理には年間300万円ほどがかかるが、来場者からの入場協力金(1人400円)がなくなり、一時 運営の見通しが立たなくなった。

 そんな中・・・全国から届いた温かい声や寄付。さらに苗の販売を始めたところ

注文が殺到し、来年の運営にめどが立ったという。

平子さん:「もう少し頑張ってねとか色々な方から応援してくださった。人の優しさがすごく身に染みた年でした」

平子さん:「クマガイソウを助けて頂いてありがとうございました。来年も一生懸命咲かせたいと思います。よろしくお願い致します」

「新型コロナが収束し、来年は多くの人にクマガイソウを見に来てほしい」

 平子さんのただ一つの願いだ。