東京都の新型コロナウイルスの医療提供体制について、警戒レベルが引き上げられ、上から2番目になることがわかった。
都内の新型コロナの入院患者数は、この3週間で2,000人台から3,000人台に増加、病床使用率も4割を超えた。
関係者によると、医療提供体制について、「体制強化が必要な状況である」として、1日の専門家会議で、警戒度を一段引き上げ、4段階のうち、上から2番目に引き上げる。
新規感染者数の7日間平均が12週間ぶりに1万人を超えたが、感染状況については、上から2番目に据え置く方針。
都は、医療提供体制の強化をするとともに、人の移動が増える年末年始に向け、ワクチンの接種をあらためて呼びかける考え。