中国の江沢民・元国家主席の死去を受け、自民党の二階俊博元幹事長は30日夜、「深い悲しみの念に堪えない。謹んで哀悼の意を表す」とする弔意のコメントを発表した。
コメントでは、江氏について、「1998年に中国の国家主席として初めて訪日され、『日中共同宣言』を発出されるなど、両国の友好協力関係の増進に大きな役割を果たされた」と、その業績を高く評価した。
さらに、「2000年、私は当時運輸大臣だったが、5千2百名の日中文化交流使節団と共に訪中した際、人民大会堂で閣下に暖かく迎えていただいたことを昨日のことのように思い出す。2002年に1万3千名の仲間と訪中した際にも、同様に暖かくおもてなしいただいた」と当時を振り返った。
そして、「これまでの功績を偲びつつ、謹んで御冥福をお祈り申し上げる」としている。