新型コロナウイルスの影響で無観客で開催している岩手競馬について、達増知事は、感染防止策を徹底した上で、できるだけ早く観客を入れて開催したい考えを明らかにした。

県によると、岩手競馬の無観客開催が9月末まで続いた場合、インターネット販売が好調に推移しても県競馬組合の2020年度収支は、3億6千万円程度の赤字となる試算。

これは、ネット販売は、業者への手数料がかかるため通常開催の方が利益率が高いことや、無観客のためJRAなどの受託販売の協力金収入が減ったことが要因。

達増知事は5月22日の定例会見で、売上が好調でも赤字となる収益構造について県民に理解を求めた。

そのうえで観客を入れる通常開催の再開については、次のように述べた。

達増知事

「感染防止策を一定やればOKというふうにはできるだけ早くしたいという気持ちはある」

収支均衡が存続条件の岩手競馬。知事は、難しい判断を迫られている。