福岡県篠栗町で2020年に“ママ友”と共謀し5歳の息子を餓死させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた母親について、懲役5年とした福岡高裁の判決が確定しました。

判決が確定したのは篠栗町の無職・碇利恵被告(40)です。

判決によりますと、碇被告は2020年4月、ママ友の赤堀恵美子被告(49)と共謀し、当時5歳だった三男・翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず餓死させました。

今年6月、一審の福岡地裁は、赤堀被告の数々の嘘によって経済的に搾取され、心理的にも生活も支配されたと認定した上で、懲役10年の求刑に対し懲役5年の判決を言い渡しました。

弁護側は量刑不当として控訴しましたが、11月9日の福岡高裁は、一審判決に「不合理な点はない」などとして控訴を棄却しました。

福岡高裁によりますと、上告期限の11月24日までに弁護側が上告せず、懲役5年の判決が確定したということです。

この事件では、ママ友の赤堀被告も懲役15年の一審判決を不服として控訴しています。