千葉県・市川市の飲食店で、マスクを着用するよう注意されたことに腹を立て、店員を殴るなどした43歳の男が、現行犯逮捕された。男は「客に文句を言うか」などと言って激高、暴れだしたという。

「マスクは持っていない」

送検される自称・河村眞之助容疑者(43)は、しっかりマスクを着けていた(17日朝 市川署)
送検される自称・河村眞之助容疑者(43)は、しっかりマスクを着けていた(17日朝 市川署)
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会社員の河村眞之助容疑者・43歳(職業、名前、年齢ともに自称)は、きのう午前6時過ぎ、市川市のとんかつ専門店「松のや」市川店で、男性店員(35)から、マスクを着用するよう注意されたことに腹を立て、持っていたスマホで男性を殴るなどしたところを現行犯逮捕された。

取材によると、この店は、セルフサービス形式で、当時、河村容疑者は、注文した商品を、カウンターに受け取りに行っていた。その際、マスクは着用していなかったという。店では、客に対して、食事の時以外、マスクを着用するよう要請しているとのこと。

そこで、男性店員が「マスクを着用してください」と告げると、河村容疑者は「持っていない」と返答。男性店員は「では、次回からはお願いします」と伝えたという。

「客に文句を言うのか」と大暴れ

男性客に取り押さえられた容疑者は、市川署の警察官に引き渡された。
男性客に取り押さえられた容疑者は、市川署の警察官に引き渡された。

すると、河村容疑者が、突然、激高。「客に文句を言うのか」と言ってつかみかかり、男性店員の顔や頭を、持っていたスマホで殴ったという。その様子を目撃した常連客の50代の男性が、「やめなさい」と制止したところ、河村容疑者は、さらに激怒したそうだ。

「お前も文句を言うのか」などと言って暴れだしたため、男性客は、抱きつくようにして、河村容疑者を取り押さえたとのこと。この男性客による、常人逮捕となった。容疑は傷害。男性店員は軽傷で、取り押さえた男性も頭突きをされ、顔を殴られて、軽いケガをした。

河村容疑者は、自分の名前など身元に関する情報を話していたという。
河村容疑者は、自分の名前など身元に関する情報を話していたという。

通報により駆けつけた警察官に引き渡された河村容疑者。泥酔状態ではないが、酒を飲んでいたとみられている。ところが、その後の、河村容疑者の”態度”がヒドかったとのこと。身分証を所持していない上、自分の名前など身元に関する情報を話していないという。

取り調べには非協力的で、多くを語らず。このため、千葉県警市川署による事件広報では「自称・河村眞之助」とされている。当然、マスクを着用していなかった動機などは明かしていない。しかし、逮捕容疑については、「店員を殴ったことに間違いない」と認めているという。