衆院憲法審査会で27日、日本維新の会の馬場代表が、共産党の志位委員長に向け「この場に来て意見表明したらどうか」との発言をした。憲法議論をめぐり、立憲民主党の泉代表と“ツイッター・バトル”をしたばかりの志位氏を挑発した形だ。

衆院憲法審では、27日午前に、今国会初の実質討議が行われた。

「自由討議」として、憲法の論点などについて各党が発言する中、馬場氏は志位氏の名前を挙げ、「SNSといった土俵外で物申すのはやめて、ご自身がこの場にお越しになり、堂々と意見表明されたらいかがでしょうか」と述べた。
馬場氏はまた、「泉代表の姿勢に共産党の志位委員長はさぞ、ご不満のようです」「わが党は『9条改憲の突撃隊』だそうです」などと発言した。

馬場氏が批判したのは、志位氏によるツイッターへの投稿だ。
事の発端は21日、立憲の泉代表が講演会で、党の憲法改正へのスタンスについて、「日本維新の会とは、そんなに差があってないようなもの」との認識を表明したことだ。

これを受け、志位は23日に自身のツイッターで、「憲法で維新と協力の余地があると考えているならば、とんでもない考え違い」と泉氏を批判。泉氏はこれに反発して、同日のうちに、ツイッターに「協力の余地ありなどとは一言も言っていませんが」と投稿し、「異論は許さないという考え方こそ改められては」と志位氏にやり返していた。

志位氏 VS 泉氏の“ツイッターバトル”を経て迎えた、27日の憲法審。
馬場氏が志位氏に向けた「この場に来て意見表明したらどうか」との“挑発”で、野党党首の新たなバトルが幕を開けるのだろうか。

志位氏が反論する場合、馬場氏が「SNSといった土俵外」と指摘する中で、どのような形での発信となるかも注目だ。

記事 1695 政治部

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