特殊詐欺被害を防止するために、いわゆる「アポ電」など、かかってきた詐欺電話の情報を、銀行の窓口に掲載する取り組みが始まった。
警視庁尾久警察署(東京・荒川区)で始まったこの取り組みは、管内の住民にかかってきた詐欺電話に関する情報を、銀行窓口に掲載するもの。
これまでは警察署からファックスで銀行宛に送り、注意喚起をしていたが、番号札を取る機械の隣に設置することで、利用者の目に留まりやすくなる効果が期待されている。
警視庁としては初めての取り組みで、今後は尾久警察署管内にある、荒川区の14の銀行や郵便局に設置される。