生活家電の出荷額が3カ月連続でプラスとなりました。
日本電機工業会は、エアコンや冷蔵庫など生活家電の9月の国内出荷額が2081億円で、前の年の同じ月を12.2%上回り、3カ月連続でプラスになったと発表しました。
製品別では、エアコンや洗濯機、電子レンジの出荷額が、前の年の同じ月から2割以上増加しました。
上海ロックダウンの影響で生産できていなかった製品が出荷できるようになり、増加につながりました。
また、2022年度上期の国内出荷額も発表され、1兆3553億円と前年を2.5%上回りました。
今年の夏の猛暑などの影響で、需要が回復した形です。
一方で、メーカーは急速な円安や原材料の高騰などを背景に製品の値上げをしており、下期の出荷はその影響が懸念されています。(下期 2022年10月~2023年3月)