株式会社デザインフィル コマーシャルデザイン事業部では、メーカーとしての自社製品である紙製品や文具等をベースに、企業様のPRアイテムや販売品を「企画」から「パッケージ化」まで総合的にプロデュースをしています。企業の先にいるエンドユーザーの皆さまが、もらって嬉しい、手にしたときの驚き、ずっと使いたくなるような心地よさなどを感じていただける「オリジナリティ」を企業様とともに作り上げています。

「新幹線YEAR記念グッズ」を製作

今回、株式会社JR東日本商事の鉄道デザイングッズショップ「TRAINIART(トレニアート)」で展開する新幹線YEAR2022を記念するグッズとして、JR東日本の東北新幹線、秋田新幹線、北陸新幹線の「はやぶさ」「こまち」「かがやき」のそれぞれ開業40年、25年、25年の周年を記念したオリジナルグッズの企画・製作をさせていただきました。


コアなファンが多い新幹線。「女性を中心にもっと多くの人たちに親しみを感じ、手に取ってもらえるグッズ作り」をテーマに企画を考えました。これまでの鉄道グッズとは異なるイメージで活版印刷の「一筆箋」、「封筒」、「リングノート」と「がま口ポーチ」が完成。どんな風に出来上がっていったのか、当社コマーシャルデザイン事業部のデザイナー君川と営業若林のコメントを交えながらご紹介します。


鉄道という堅いイメージをいかにかわいく、素敵なものに仕上げるか試行錯誤

JR東日本商事さまからは、鉄道コアファンが多い新幹線を、女性を中心とした幅広い人たちにファン層を広げたいというご希望をいただきました。硬いイメージを払拭して、雑貨感覚で楽しく気軽に手に取ってもらえるデザインにしようと試行錯誤の日々。日本の鉄道ということで、和を感じる吉祥紋のアレンジや、新幹線が走る地域の風物や景色を取り入れて、優しい色合いのデザインに仕上げたご提案をしました。


デザインA

伝統的な吉祥文様と新幹線のミックスデザイン

線だけで構成したスタイリッシュなイメージ

★企画チームではA案が一押しのご提案












デザインB

新幹線と走行エリアのご当地モチーフのかわいらしい、ころっとしたデザイン

ほっこりゆるいテイスト












デザインC

浮世絵をイメージした新幹線が走る東北の風景画

★鉄道好きな人も欲しくなる、分かりやすいデザインのC案になると予想していた












「今までの商品とは差別化したい」デザインAに決定!

日本が誇る新幹線(最新のテクノロジー)と和柄(伝統的な吉祥文様)とのマッチングを表現しています。新幹線は一般的にサイド(ボディ)のデザインをイメージする方が多いのですが、実はキュートな正面顔も魅力。今回はこの正面顔と和柄と組み合わせ、各新幹線の走行エリアのご当地モチーフをデザインに組み込みました。


「この決定にはJR東日本商事さまの今までの鉄道ファン向けの商品とは違うものを作りたい!という強い思いを感じました」。(君川・若林)



















[最終デザイン]


それぞれのモチーフの組み合わせやディテールを調整し、最終のデザインが完成。

その後、これらのデザインが魅力的に表現できる紙や生地にもこだわり、生産に入っていきます。


[お客さまのご意向を汲み、企画チームで更なるブラッシュアップ]

それぞれの新幹線が走行するエリアにちなんだモチーフを選定

E5系(はやぶさ)

<和柄>

はやぶさ×青海波~平和な暮らしへの願い~

<モチーフ>

にんにく(青森)/マグロ(青森)/りんご(青森)/桜(青森弘前公園)/笹かまぼこ(宮城)/南部鉄器(岩手)

E6系(こまち)

<和柄>

 こまち×七宝~気運上昇~

<モチーフ>

秋田犬(秋田)/きりたんぽ(秋田)/かまくら(秋田横手市)/曲げわっぱ(秋田大館市)/温泉(秋田)/花火(秋田大曲の花火大会)

E7系(かがやき)

<和柄>

かがやき× 市松文様~子孫繁栄~

<モチーフ>

トキ(新潟)/お米(新潟)/カニ(新潟、富山、石川)/白えび(富山)/そば(長野)/梅(石川金沢兼六園)

[各新幹線が走行するエリアにちなんだモチーフ]


「デザインする上で苦労した点は、和柄の中での新幹線の見せ方。鉄道ファンではない人も買いたい!と思う新幹線のバランスの塩梅を探すのに時間がかかりました。鉄分(鉄道らしさ)を抑え、ハイテクな新幹線と、アナログな和柄との組み合わせは、今までにないクリエイティビティが感じられるデザインに仕上がったのではないでしょうか」(君川)

職人技が光る活版印刷

当社流山工場が誇る活版印刷の技術を生かして、細かな吉祥文様やモチーフを表現しています。限られた3色のインキで絶妙な色の濃淡をつけたり、細かい網点(あみてん/大小のドット)を用いたりして多様なバリエーションを出しています。デザイナーの工夫を長年の経験を持つ職人ならではの技で表現しました。


[活版印刷の版と印刷したノートの表紙/E5系(はやぶさ)]


細かい印刷が再現できる!と、工場の技術を信頼していたので、思いっきり細かい網点で色の強弱を表現しました。E5系(はやぶさ)は特に、活版印刷の限界とも言えるぐらいの細かさです」(君川)














ぴったり合ったトンボや、3色重なっている「活版リングノート」の文字に注目!

1色ずつしか印刷できない活版印刷。複数の色がある場合は、1色ずつ版を変えて印刷していきます。インキを乾かすために、1日1色しか刷ることができません。(3色なら3日かかる)版をぴったり合わせて完成させるのはまさに職人技です。

 

[右から1版目、2版目、3版目]
















[トンボや上部の文字をよく見ると3色ピッタリ重なっている]



紙自体が伸びたり縮んだりする中で、ズレてはいけない(重なっても離れてもいけない)柄のため、印刷をぴったり合わせるのに苦労しました。「活版リングノート」は、表紙で使った紙が、上質紙に比べて少しインキを弾きやすく、乾くのに時間がかかり、色移りもしやすかったので気を遣いました。(流山工場・活版印刷担当小松)


<ラインアップ>

2022年10月8日(土)販売開始

○活版一筆箋 495円(税込)

新幹線の車体カラーをベースに活版印刷でモチーフを施した一筆箋。ちょっとしたメモやお手紙におすすめ。16枚入り。

○活版封筒  583円(税込)

新幹線の車体カラーをベースに活版印刷でモチーフを施した封筒。一筆箋のほかチケットなども入れられます。ベロ部分にも柄を入れているので、封を閉じたときにもかわいらしいデザインです。5枚入り。


○活版リングノート 880円(税込)

表紙の全面に活版印刷を施したリングノート。車体によってリングの色が異なるのがポイントです。大容量の100枚入り。


○がま口ポーチ 大4,400円(税込)中3,960円(税込)小3,300円(税込)

帆布を使用したがま口のポーチ。大中小の3サイズを展開します。

大:バッグインバッグのほか、丸カンにひもを通せばポシェットとしても使用できます。

中:マチ付きでペンケースとしても使用可能。

小:カード類や切符のほか、小物を入れることができます。

担当のお気に入りモチーフをご紹介!

「はやぶさ」の青海波のデザインが一番気に入っています。

桜やリンゴなどのかわいいモチーフだけではなく、マグロやニンニクなど面白いモチーフと組み合わせているところが抜けていて好きです。はやぶさの「常盤グリーン」「はやてピンク」「飛雲ホワイト」。指定カラーより淡い色でデザインしたことで明るくてやわらかい印象になりました。(君川)

全部気に入っているのですが、「かがやき」にはちょっとした思い入れが。父親の実家が富山県にあることもあり、白えびや稲穂のモチーフに親近感がありました。

新幹線もぴったり正方形に収まっていてかわいく仕上がっています。そばの麺も細かく出ているので、近くでよく見てみてください!(若林)



【JR東日本商事担当者のコメント】

今年はJR東日本の新幹線が開業周年を迎える「新幹線YEAR2022」なので、たくさんの方に楽しんでいただける新幹線グッズを企画したいと思っており、デザイン性の高いグッズを多数制作されているデザインフィルさんにご相談しました。

お話の中で「和柄」というキーワードが出てきて、日本各地を走る新幹線と相性が良いのでは?と思い、取り組みをスタートさせていただきました。

和柄と新幹線のデザインを、さまざまなアイディアを出し合いながら着実にブラッシュアップさせ、活版印刷やがま口といった「和」にこだわったグッズを完成させることができました。記念の年に、このようなグッズを企画できたことを大変嬉しく思っております。


デザインフィルでは、さまざまな企業のニーズに対応する製品開発と使用シーンに応じた多様な提案を行っております。コマーシャルデザイン事業部公式サイトでは、さまざまな企業様の事例をご紹介していますので是非ご覧ください。


合わせてデザインフィル広報誌(DESIGNPHIL NEWS LETTER)コマーシャルデザイン事業部の特集もご覧ください。


JR東日本商事「新幹線YEAR2022記念グッズ」をデザインフィルが製作 に関するプレスリリースはこちら







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