プレスリリース配信元:株式会社こどもりびんぐ

男性の育児休業にまつわる父親の本音を調査

園児とママ・パパの情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行する株式会社こどもりびんぐ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:中島一弘)では、10月1日の「産後パパ育休制度」のスタートを前に、読者の父親を対象として「男性育児休業取得」についての意識調査を実施しました。2022年7月に発表された男性育児休業取得率は過去最高の13.97%(厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査」より)となりましたが、職場や家庭環境による意識の差が大きく見られました。






育児休業取得を希望する父親は6割。「妻と助け合いたい」「子どもと関わりたい」気持ちが強い

男性の育児休業取得意向について、「あんふぁん」「ぎゅって」読者の父親に聞いたところ、取得を希望する人は65.1%に上りました(職場への導入の有無を問わず)。その理由として、産後の大変な時期に妻に対してできることをしたい、生まれたばかりの子どもとの時間を一緒に過ごしたいという声が多く見られました。
<取得した理由・希望する理由>
・大変な時期だからこそ夫婦で協力する必要があると思ったから取得。また、自身が取得することで、後輩の育休取得の後押しになると思った。(北海道・30代)
・育児についてもっと知りたいし、妻の気持ちも分かるようになりたい。(埼玉県・30代)
・妻の負担軽減、新生児から子どもと関わりを持ちたいから取得しました。(埼玉県・30代)
・職場も男性の育休取得率を上げたい時期にちょうど出産があった。新生児の頃から関わることによって父親の自覚が芽生えた。(千葉県・30代)・次に子どもができたら取りたい。これまではそこまで話題にも出ず取らないのが普通だった。(東京都・40代)


取得したいが“できない”と思うのは職場の環境や経済的理由

育児休業取得の意向はあり、職場でも制度は導入されているが、“できない”と思っている人は全体の約2割。その理由は仕事の忙しさや自身の働き方、職場の理解が得られない、育休中の収入減を理由にする人が多く、企業による体制の整備が課題と言えそうです。
<取得できない理由>
・周りで取っている男性がいないため、今後の社内での立場を考え空気を読んでしまいます。(埼玉県・30代)
・管理職で代理がいないため。(千葉県・40代)
・申し出たが、上司に人手不足を理由に却下された。(福岡県・30代)
・仕事量が多く、休めば結局自分や、周りに負担がかかるのでなかなか取れない。(兵庫県・40代)
・取ると、給料が減額されるので。ボーナスにも、生活にも影響が出る。(京都府・40代)
・自営なので自分が働かないと誰にも補償してもらえないので休めない。(大阪府・30代)
・男性の育児休業制度が導入されていないので、法律で取得を義務化してほしい。取得しても、出世や異動の影響を受けない環境にしてほしい。(埼玉県・30代)


取得を希望しない人は3割。キャリアへの影響や、妻が専業主婦であることが影響

育児休業を“取得するつもりもない”という人の中には、職場が取得できない雰囲気だから検討の余地もないという人がいる一方で、「妻が希望しないから」「男は働くものだから」といった声も多数みられました。
<取得を希望しない理由>
・妻が専業主婦でいてくれるので、自分は稼ぐのが仕事。(東京都・30代)
・取っても妻の役に立つことができないから。妻に義母が来るから取らなくていいと言われた。(奈良県・30代)
・何をしていいのか分からないから。(北海道・30代)
・育休を取ることによって現在の業務を手放すことになるので、育休は取りたくない。(神奈川県・40代)
・妻が望まないし、自分も仕事の方が気がラク。(神奈川県・40代)・仕事の居場所がなくなりそう。男は働くものだから。(神奈川県・30代)


育休は幸せな時間と気付きを与えてくれる

育休取得経験のある父親からは、「とにかく一日が終わるのが早い。育児以外何もできないし、仕事のメールの返信をする時間もなかった」(埼玉県・30代)、「育児と家事は24時間365日終わりはないということを、身をもって知った」(兵庫県・30代)など、産後の大変さがうかがえるエピソードが多数ある一方、取得したことで良かったこと、気付いたこともあったようです。
<育休を取得して感じたこと、気付いたこと>
・すごく楽しくて、子どもの成長が近くで見られて良かった。半年程取ったが、もっと長く取れば良かった。(神奈川県・30代)
・めちゃくちゃ大変。自分が仕事に行っている間は、妻が一人でこれ全部をこなしているのかという驚き。やってみて初めて分かる大変さ。何で泣いているのか分からない、なぜ夜になって覚醒するのか、親って意外と寝られない。体力もそうだが、何より精神的に参ってきてしまうんだなと気付いた。(北海道・30代)
・家族とゆっくり一緒に過ごせて、人生で一番幸せな時だった。(東京都・30代)
・深夜の対応は大変でしたが、新生児と妻と一緒に四六時中過ごす経験は何ものにも変え難い幸せな時間でした。(東京都・30代)
・子どもと貴重な時間を過ごせて良かった。妻の大変さが理解できた。(兵庫県・40代)


希望する人が取得でき、男性の育休取得が当たり前になる社会を目指して

夫が育休を取得した家庭の妻からは、「オムツ替え、ミルク作り、掃除、洗濯、買い出しなど今までやっていなかったこともたくさん対応してくれてありがたかった。子育ては夫婦でするものという自覚も芽生えたようで、本当に大切な時間でした」(埼玉県・40代)、「第2子出産時、上の子のお世話全般、食事作り、洗濯干し、買い物、お風呂などを夫がしていました。産後なのでとても助かり、家族みんなでゆっくり過ごせて良い時間を過ごせた」(大阪府・30代)といった声が寄せられました。この時期を共に過ごすことで、子育てにおける母親と父親の役割格差の軽減にもつながるかもしれません。

また、育休を取得したことがある母親は「大変だけど幸せな時間だった」と感じている人が多く、この喜びを父親も感じられることが、日本の子育てがアップデートされることにつながると考えます。今は「取得できない」「取得するつもりはない」と考える人も、育休取得という選択肢が当たり前のものとなるよう、「あんふぁん」「ぎゅって」は男性の育児休業取得を応援します。

積水ハウスの男性育休応援プロジェクトに、81の賛同企業・団体と共に参画しています
男性の育休取得をより良い社会づくりのきっかけとしたい、男性の育休取得が当たり前となる社会を目指したい、という想いから積水ハウス株式会社が、9月19日を「育休を考える日」と制定しました(https://www.sekisuihouse.co.jp/ikukyu/)。男性育休を取り巻く立場や価値観はさまざまです。だからこそ考えるきっかけが必要―。「あんふぁん」「ぎゅって」はこの取り組みに賛同し、81の企業・団体と一緒に、男性の育児休業取得を応援。今後も男性育休取得推進に向け、さまざまな情報を発信してまいります。

▲ぎゅって2022年7月号の男性育休をテーマにした特集。「パパもどんどん育休を取得してほしい」「夫婦で話し合うきっかけとなった」「職場のワークショップで紹介したい」など歓迎の声がある一方、「現実的には難しい」「育休中に何ができるかは夫にもよる」といった感想が寄せられました
https://book.living.jp/ebooks/enfant/gyutte/syutoken/202207/index_h5.html#5

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