東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、大手広告会社「大広」が、大会スポンサー獲得業務の一部を担う「販売協力代理店」に選ばれるよう、便宜を図った謝礼などとして、合わせて1500万円を受け取ったとして、組織委元理事の高橋治之容疑者(78)が、さきほど、受託収賄の疑いで再逮捕された。

また、東京地検特捜部は、「大広」の執行役員だった谷口義一容疑者(57)も、贈賄容疑で逮捕。容疑を裏付けるため、午後から、兵庫県内の関係先を家宅捜索している。調べによると、2019年~2022年にかけて、4回に渡り、合わせて1500万円が、「大広」側から、高橋容疑者の知人の深見和政容疑者(73)が経営する会社の口座に振り込まれたという(贈賄側の立件額は600万円)。

高橋容疑者が逮捕されるのは3度目。一連の事件は、紳士服大手「AOKI」ルートから、出版大手「KADOKAWA」ルートへ。そして、「大広」ルートに拡大し、五輪マネーをめぐる底なしの”汚職”へと発展した。