北朝鮮が、25日朝、弾道ミサイルを発射した。落下したのは日本の排他的経済水域(EEZ)の外で、船舶、航空機などの被害の報告はない。浜田防衛相は会見で、北朝鮮側に外交ルートを通じて抗議したと明らかにした。

浜田防衛相は会見で、「北朝鮮が、午前6時52分頃、北朝鮮内陸部から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した」と発表した。最高高度約50キロ程度で、通常の弾道軌道とすれば、400キロ程度飛翔したとみられ、変則軌道で飛翔した可能性があるという。

さらに、落下したのは北朝鮮東側の沿岸付近で、日本の排他的経済水域外と推定されると明らかにした。これまでに航空機、船舶の被害の報告は入っていない。

北朝鮮の弾道ミサイル発射は、今年6月5日以来だ。今年に入ってから16回目で、巡航ミサイルを含めたミサイル発射は19回目となる。

浜田防衛相は、「一連の北朝鮮の行動は、我が国や国際社会の平和と安全を脅かすものだ」、「ウクライナへの侵略が発生している中で、立て続けにミサイルを発射していることは許されない。安保理決議に違反するもので、強く非難する」と強調した。

そして浜田防衛相は、「北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて抗議を行った」と述べた。