ウクライナの原発運営会社は、南部のザポリージャ原発に砲撃があり、電源供給が一時途絶えたと発表した。

原発運営会社によると、21日未明にザポリージャ原発に砲撃があり、原子炉6号機の一部が損傷したという。一時電源が喪失し、非常用電源に切り替わったものの、その後電源を確保したということだ。

原発運営会社は「IAEA=国際原子力機関の査察官がいても、ロシアを止められない」と批判する一方、ロシア国防省は「ウクライナの砲撃だ」と互いに批判している。

こうした中、IAEAのグロッシ事務局長はニューヨークで、ウクライナのクレバ外相やロシアのラブロフ外相と相次いで会談を行った。

会談後の会見でグロッシ事務局長は、ザポリージャ原発への砲撃について「火遊びが続いている」と深刻な懸念を示し、原発の安全監視体制を作るため、近く、ロシアとウクライナを訪問する考えを示した。