ウクライナへの侵攻を続けるロシアの下院議会で、20日、自発的に降伏した兵士に刑罰を科す法案が可決された。

ロシア下院で可決された法案は、総動員令などが発令中に軍事活動に参加を拒否したものには、最長で禁錮10年を科すほか、部隊から脱走したものは禁錮15年とすることなどが盛り込まれている。

ロシアの反体制派ネットメディアは、「上院で21日にもこの法案が可決され、プーチン大統領が署名して発効されるだろう」と報じている。

こうした中、ロシアの人権保護団体は兵士に対し、「一刻も早く軍事作戦への参加を拒否するか降伏を要請する。24時間以内に決断して、法案成立前に逃げるように」と呼びかける声明を発表した。

一方、ウクライナの政府高官は20日、「ロシア軍の中で、拒否する兵が増えている」と公表した。

この高官は、SNSでロシア兵が戦闘を拒んでいることを示す署名とする映像を公開した。

ウクライナが、ロシアから奪還した地域で、少なくとも100枚が見つかっているという。