7月に創立100周年を迎えた共産党は17日、東京・渋谷区の党本部で、志位委員長による記念講演会を開催した。

「日本共産党100年の歴史と綱領を語る」と銘打たれた記念講演では、志位委委員長が約2時間半にわたり熱弁を振るい、「不屈性」「自己改革」「国民との共同」の3つの柱を改めて強調した。

その上で、「強く大きな党を建設して選挙に勝つ」と述べ、来年の統一地方選での躍進を誓った。

また、自民党の党大会では、党員の質疑や討論が行われていないと指摘し、「自由と民主は一体どこにあるのか」と揶揄。

共産党が「民主集中制の組織原則を持ち、党内の民主的討論に最も力を尽くす党である」と強調した。

日本で唯一、戦前から同一の名称で活動している歴史を誇る共産党だが、100周年の節目に行われた7月の参院選では、改選の6議席から4議席に後退。

背景には、党員や支持基盤の高齢化という課題が透けて見える。

「次の100年」に向けては、「自己改革の努力」ができるのか試されている。

(フジテレビ政治部 野党担当キャップ 阿部博行)