東京都は、新型コロナウイルスに関する、「感染状況」と「医療提供体制」の警戒度について、現在の「最も深刻」なレベルから、いずれも1段階引き下げたと発表した。

都内の新型コロナウイルスに関する警戒度は、最も深刻な順番から、「赤」「オレンジ」「黄色」「緑」の4段階に分けられている。東京都の専門家会議は、感染状況、医療提供体制の警戒度について、今年7月から、最も深刻なレベルである「赤」に引き上げていた。

しかし、新規感染者数の減少が続き、病床使用率が改善していることなどを受けて、東京都は、きょう夕方、感染状況、医療提供体制ともに、警戒度を1段階引き下げて、「オレンジ」としたと発表した。

東京都では、きょうの新規感染者数が8825人で、先週の木曜日から1815人減った。1日の感染者数としては、25日連続で前の週の同じ曜日を下回った。また、新規感染者数の7日間平均は5週間連続で減少、きのう時点で、87701人と1万人を下回っている。

一方、きょう午後3時半時点で、病床使用率は34.1%で、オミクロン株の特性を踏まえた重症者に対応する病床使用率は23.3%にとどまった。感染状況、医療提供体制の警戒度が、上から2番目のレベルに引き下げられるのは、およそ2カ月ぶり。

小池知事は、きょう午前、取材に対して、「(感染状況などは)改善しているが、基本的な部分は変わらない。感染防止対策をしっかり励行して欲しい」と訴えた。