アメリカのコロナ対策を主導してきたファウチ博士が、政府の要職から退任することを明らかにしました。

国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長(81)は22日、今年12月をもって退任することを発表しました。
バイデン政権の首席医療顧問も同時に退き、今後は、公衆衛生の発展のため、次世代の科学者の指導などにあたりたいとしています。

ファウチ氏は2020年春の新型コロナ感染拡大初期から積極的に情報発信を行い、国内外に影響を与えてきました。
一方、経済再開を急ぐトランプ前大統領との対立でも注目を集めました。

バイデン大統領は声明で「ファウチ氏の貢献により、アメリカのみならず世界中の命が救われた」と、感謝の言葉を贈っています。

※画像はAFP=時事