激しく燃えている住宅。これは千葉県の南部に位置する君津市で捉えられた映像だ。屋根から火の手があがっている。

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親族10人住む一軒家 未明に火の手が

一夜明けて、規制線が張られた閑静な住宅街で確認できたのは、火災の影響で屋根が焼け落ちた一軒家だった。屋根の一部が大きく崩れ落ちて骨組みだけが残り、落ちた屋根が黒くすす焦げていた。

ベランダ部分には物が散乱していた。

8月15日未明、この住宅で男性4人が刺され、このうち1人が死亡する事件が起きた。4人は親族で、何らかのトラブルがあったとみられている。この家には、親族10人が暮らしていた。

事件当時の様子について近所の人は、「夜中の2時半頃、大声を出していた。バンという音がして、3時半頃火の手が上がった。煙もあがった。もう、ほとんど手のつけられない状態で、2階の屋根から火の手が上がっていた」と証言している。

竹俣紅キャスター:
事件現場となった住宅には規制線が張られ、警察官も立っていて物々しい雰囲気となっています。焦げたような臭いもして、屋根のあたりは焼け焦げて穴が開いています。

現場には、消火活動に使ったのか屋根に登れるように、2本のハシゴがかけられたままだった。一夜明けて、警察官の姿もみられた。お盆休みの中、住宅街で一体何が起きたのか。

「ナイフで親族に刺された」

15日午前3時40分頃、住人の女性から消防に通報が入り事件が発覚した。通報内容は「22歳の男性がナイフで親族に刺された」というものだった。警察によると、刺されたのは40歳、43歳、22歳、15歳の男性4人で、いずれも親族。胸や首などを刺され病院に搬送された。

このうち右の鎖骨部分を刺された40歳の男性が死亡。他の3人も重軽傷を負ったという。現場には血の付いたスニーカーが置かれたままだった。現場はJR君津駅から直線で約2キロ、飲食店などが建ち並ぶ幹線道路の裏手にある住宅街だ。

近所の人は救急搬送時の様子について、「運ばれる前に見たが、ストレッチャーが置いてあって、担架に乗せられて、家族の人が血だらけになって『刺された』と言っていた。血がべっとりとついていた」と話していた。

警察は、親族間でトラブルとなり、刃物が使われたとみて調べている。また、住宅から出火した原因も捜査中だ。

(「イット!」8月15日放送)