ランチ限定営業で、シジミのだしがしみじみおいしいラーメンが味わえる岩手県盛岡市のラーメン店「しじみ出汁中華murai」。

盛岡市菜園に、店を構えて18年。
『洋食りんご屋』としてお馴染みですが、ランチタイムに訪れるとラーメンの暖簾がかかっています。
実はこのお店、2021年8月から昼に”中華そば”を提供しているんです。
コロナ禍で客足が遠のく中、何かできる事はと考えて、開店当初に提供していたラーメンを復活させたのです。
店主は以前、通信機器を販売する会社員でした。

店主 村井一博さん
「東京から戻ってきて貿易関係やりたかったが、無理とわかったので、食べることが好きで、世界中回って色々な所で食べてきたので。味、店の雰囲気、サービスの仕方とか、全部知っている」

開店当初は洋食のメニューが少なかったのでラーメンも提供したそうです。

店主 村井一博さん
「津軽の十三湖に知り合いがいて遊びに行ったときに、しじみラーメンを食べた。しじみ・昆布・塩の3つだけで、おいしい味を出していたので、これなら自分もできるかと開店当初にラーメンを始めた」

低温調理で仕上げた、しっとりとしたチャーシューとミツバをトッピング。
しじみと昆布、塩のみを使ったシンプルなスープ。
提供するラーメンに「しじみ出汁中華」を選んだ理由があります。

店主 村井一博さん
「自分が食べておいしかったって事ですね。だしをとる水も岩手山の湧き水を使っている。これが大きなポイントで、全然違いますからね」

麺は全粒粉のモチモチとしたストレート麺。
低温調理のチャーシューは、しっとりとした柔らかさです。

そのチャーシューはどんぶりでもいただけます。ラーメンと一緒に味わえる小ぶりな「チャーシュー丼」。鶏肉と豚肉、それぞれの味をお楽しみください。

おつまみにピッタリなしじみの醤油漬けは、ピリ辛な味付けは店主が台湾で出会った味です。

店主 村井一博さん
「そのまま食べても、ご飯に乗せて食べてもいいし、日本人向けの味」

夏限定のサービスドリンクがあります。

店主 村井一博さん
「ウチの畑にミントがいっぱい生えているもんですから、ヘミングウェイがこよなく愛したなんて話がありましたしね。アメリカの南部のお酒ですね。バーボン使ってます」

お客さんを、もてなす心。店主は、ある信念を持っています。

店主 村井一博さん
「レストランとは明日に向かって生きる勇気を得る所。レストランで元気になる、明日も頑張ろう、生きていこうという勇気を得る所です」

「食事で元気になってもらいたい」店主の願いが込められた”中華そば”です。