岸田首相が10日に行う方針の内閣改造をめぐり、公明党の山口代表は6日、「どういう要望をするか、改造人事への党の考え方を近々、伝えたい」と表明した。

広島市での会見で山口代表は、岸田首相から5日に電話があったことを明らかにし、「8月10日に内閣改造を行ないたいという旨を、明確にお伝えいただいた」と述べた。改造の理由について、岸田首相は山口代表に「長く空白を置かないようにしたい。新しい体制を早くつくることが重要だ」と説明したという。

山口代表は、岸田首相の決断の背景について、「秋の臨時国会への備えを十分にしておきたいという考えがあるのだろう」と推測。さらに、金子農水相と二之湯国家公安委員長が7月で参院議員の任期を満了し民間閣僚となっていたことについて、「岸田首相は以前から『早く対応したい』という考えを述べていた」と明かした。

一方、内閣改造への対応について、山口代表は、「公明党としても改造を前提にどういう要望をするか、党の考え方を近々、伝えたいと思う」と述べた。その上で、「昨日の今日なので、まだ公明党としての人事案は、これから検討しようというところだ」と語った。

公明党から入閣している斉藤鉄夫国交相について、山口代表は「経験をしっかり生かして国交相としての職責を果たしてきた。高く評価している」としつつ、「今後のことは検討して決めていきたい」と述べた。

一方、来月に自身の代表任期が満了することについては、「私自身がどう対応するかも含めて熟慮していきたい」と述べるにとどめた。