安倍元首相の銃撃事件を受けて、警察庁は、警護計画に問題があったことを明らかにした。

警察庁の検証では、前方の聴衆が増えたことなどから、安倍元首相の後方を警戒する予定だった警護員が、実際には事件直前にガードレールの外から中に移動し、聴衆も警戒していたことがわかった。

その結果、背後から銃撃された安倍元首相の後方の警備が手薄になり、警察庁は、全体の警備態勢を把握した現場の指揮や、意思疎通が不十分だったことを認めた。

さらに警護員らは、1発目の発砲を「花火のような音」と説明するなど、銃声と認識しなかったこともわかった。

警察庁は、警護計画についても、前例が安易に踏襲されたものと指摘し、8月中に警備態勢の見直しをまとめることにしている。