秋田県内は3日、初めて「顕著な大雨に関する情報」が発表されるなど、県の北部を中心に非常に激しい雨に見舞われた。下内川の堤防が氾濫し、広い範囲で被害を受けた秋田県大館市沼館地区では、一夜明けた4日、市の職員らが被害状況の調査を行った。

 3日、近くを流れる下内川が氾濫し、広範囲に渡って浸水した大館市沼館地区。

 消防職員:
「消防です。きのうの水害の調査に来ましたので、小屋の方も見させてください」

 一夜明けた4日は、大館市や消防の職員12人が住宅を一軒一軒回り、被害の状況を調査した。

 大館市職員:
「だいだい10センチですね。床上10センチ」

 片付けに追われる住民たちは、作業の手を止め、職員に当時の様子を伝えたり、今後の市の対応について確認したりしていた。

 住民の男性:
「避難しようもない、鉄砲水が来ているから。茶色い水が思い切り急に来て、避難もできなかった」

 住民の男性:
「お盆休みは遊びには行けない。片付けはずっとでしょ、たぶん、お盆過ぎまで。仕方ないことだけど」

 大館市危機管理課・野口幸喜さん:
「洪水の水の流れをしっかり把握して、どういう対処をすればいいか、考え直していきたい」

 一方、被害は住宅以外にも…。

 菅原咲子アナウンサー:
「線路の土台の部分が完全に崩れていて、線路が宙に浮いた状態となっています。当時の水の勢いの激しさを感じ取ることができます」

 土台がなくなり、むき出しになった線路。この影響で、JR奥羽本線は東能代駅と大館駅の間で運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っている。復旧の見通しは立っていないという。

 秋田県内では、大館市以外でも県北部を中心に、河川の氾濫による浸水や土砂災害が発生していて、県が被害状況の調査を進めている。

記事 200 秋田テレビ

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