7月、アップルのiPhoneやiPadが一斉に値上げされましたが、そうした中、格安で買える中古スマホが注目を浴びています。

アップルは、7月1日から日本で販売するiPhoneやiPadなどの主要製品を大幅に値上げしました。

最新機種の「iPhone13(128GB)」は、9万8800円から11万7800円(税込)へと約2万円の値上げです。

また、「iPadPro12.9インチ(128GB)」は、12万9800円から15万9800円(税込)となり、値上げ幅は3万円にもなります。

この値上げに、福岡市内の街の人はー。

◆女性
「ずっとiPhoneを使っているので値上げは困るかなと」

◆男性
「高い。もう2カ月くらいしたら型落ちするから今値上げしても俺は買わない」

iPadAirを購入したこちらの男性はー。

◆男性
「(値上げを)知らなくてさっき話聞いて知ったんですけど思い切って買ってしまいました。補償入って11万1000円ですね」

これを受け、NTTドコモなど国内の携帯電話4社もiPhoneの値上げに踏み切りました。

4社の値上げ幅は、2万円から2万7000円程だということです。

こうした中、福岡市博多区で中古スマホを販売する「ゲオモバイル」では、ある異変がー。

◆ゲオモバイル博多駅筑紫口店 田實雅儀店長
「売り上げに関しましては、前週比で数量でいいますと約130%(増加)、売上金額ですと約200%売り上げが上がっています」

「iPhone」の突然の値上げ発表以降、こちらの店では販売数が急増。

特に値上げ幅が大きかったiPhone13のシリーズが人気で、一部品薄の商品もあるといいます。

◆ゲオモバイル博多駅筑紫口店 田實雅儀店長
「新しい最新機種はなかなか厳しい状況で、入ってきたらすぐなくってしまう状況が続いています」

民間の調査会社MMD研究所が今年4月に実施した調査によると、中古のスマホの所有者は、11.6%と初めて1割を超え、2020年と比べると約2倍に増えました。

人気の理由は、やはり値段です。

例えば、iPhone8やiPhoneSEは約2万円から3万円で販売されていて、新品に比べるとかなり手ごろな価格で購入できることが魅力だといいます。

◆買い物客
「新しいのが高くなっていたので新しいのではなく中古を買った。こっちの方が安いです」

また、去年10月、携帯電話端末を自社回線以外で使えないように制限していた「SIMロック」が原則禁止になったことも、中古スマホ市場の拡大を後押ししています。

◆ゲオモバイル博多駅筑紫口店 田實雅儀店長
「SIMロックが解除されたことによっていろんな会社のお客様が好きなものを選べるという環境が作られましたので、それも追い風になっていると思います。(中古スマホ市場は)ますます増えてくるかなと期待しています」

円安の影響でさらなる値上げも懸念される中、中古スマホの需要は、今後ますます高まりをみせそうです。

記事 570 テレビ西日本

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